竹林ウエディング

天の川で彦星と織り姫が年に一度逢える七夕。星に願いをかける短冊。日本の伝統文化に登場する竹をモチーフにしたウエディングや、七夕婚もかわいい。大阪の結婚式場「太閤園」では、日本庭園に七夕をテーマに庭園に短冊を飾り、小川に光ファイバーを入れて幻想的な零囲気を醸し出しています。大阪の千里阪急ホテルの裏には、竹やぶがあり、千里竹の会が、ボランティアで孟宗竹の手入れをしています。ふんだんに竹が入手できる環境にあるなら、野外での結婚式や披露宴もステキです。竹の笹を編み込んでパラソルにし、竹の竿をテーブルの足に用います。青竹で白く染まったウエディングドレスもよし、竹繊維のレーヨンか木綿、または竹紙でつくるドレスも素敵です。竹林ウエディングは竹林活用と着物にピッタリです。着物姿の女性は竹林をバックにどこよりも美しく映えます。季節は秋も美しい。場所は、キンメイモウソウチクの生えている洛西竹林公園や八幡市の松花堂などが理想的です。キンメイチクをバックに新郎、新婦が座れば、金屏風の前に座るのとまたちがった清々しさが表現できます。竹空間からもれる風やひかり。秋の澄んだ空気の中で、人生の門出を祝うバンブーガーデンでの披露宴も素晴らしい。九州では水俣竹林公園や島津家の「仙厳園」などがおすすめです。少人数向きに、奈良 高山の竹林公園の茶室などを用いたウエディングスタイル。主人公の二人に合った様式で、自然の恵みをふんだんに取り入れた、それぞれの地域に生息する竹をぴったり活かした結婚式を。九州では特産物のリョクチクとドラゴンフルーツをミックスしたゴージャスなカクテルなど。筍はフランス料理でもイタリアンでもよく合います。予算に合わせて、風流に、一見地味に見られる竹を活かして、シックにまたおごそかに演出する大人のウエディング。京都には竹を植栽した庭を持つホテル旅館は多いですし、京都の上加茂神社の庭をテーマに町がつくられたという竹原市も素敵な竹林ウエディングの可能性を備えています。ロケーションさえ確保できれば、あとは華やかかつ個性的な挙式が可能になります。昔から竹は祭事、神聖な儀式に用いられてきました。結婚という人生の節目に登場しても何も不思議はありません。「竹」の出番です。というより、「節目」という言葉は、竹冠で、ずばり竹から生まれたもの。竹紙で出す結婚式の招待状から、招待客への引き出物も竹製品という竹づくしのウエディング。シンデレラはかぼちゃの馬車で舞踏会へ、かぐや姫は竹の乗り物で地上にやって来ました。春は、竹の筒に桜の花びらを浮かべて竹ワインや日本酒を振舞い、山菜をメインに野趣あふれる披露宴を。夏は、竹と水をテーマに七夕婚。秋は竹灯籠からの幻想的な光がこぼれる竹と光のウエディングを。四季折々のまた地域性を活かした手作りウエディングは、自然と人々の夢を育み温かい想い出を創ってくれそうです。