バンブーホスピタル

竹林を歩くとなんともすがすがしい気分になります。森林浴ならぬ竹林浴の効果があり、竹林セラピーが注目されています。葉も棹も入った竹茶(バンブーセラピー研究所)は爽やかな風味で糖尿病予防にもなります。後期高齢者に検査制度は消え、今の医療制度に綻びが見え始め、消費税アップも予想され、年金不信に働く高齢者が2百万人を超えました。数十年後には、日本の医療費は50兆円に達すると予想され、医療の分野に新しい視点が必要とされています。殺菌効果や消臭効果のある竹は、中国の病院でよく使われています。竹繊維のガーゼ、包帯、シーツ、綿棒。まだまだ使い勝手がありそうです。地方の竹林のそばに、健康増進、予防医学のための施設、バンブーホスピスがあれば最高です。心身ともに健やかになれそうです。地域の活性化、放置竹林の整備にも一役かってくれることでしょう。「竹の音」で病む人の心を癒すという音楽療法。「生き方上手」の著者 日野原重明先生も「心のケアに音楽療法」を提唱されています。先生の講演会では、「竹尺八」による演奏会もおこなわれ、「竹と医学」の接点に「音楽療法」を使う新分野の研究活動もはじまっています。また、日本竹炭竹酢液協会は、医学部会シンポジウム「21世紀に向けての竹炭医学」を開催し、竹がわが国の医学分野の最先端で利用され評価されていることを明らかにし、竹炭の効用が科学的に解明されたと報告しました。12年前、0-157の感染でかいわれダイコンが疑われた時、竹のエキスが活躍しました。またノロウィルス対策にも竹の成分でクスリが開発されたようです。竹のエキスは、カビの成長を阻止する動きがあり、水虫やタムシ、インキンなどに効くようです。また歯周病や、院内感染で知られる多剤耐性黄色ブドウ球菌、赤痢菌などにも強い抗菌作用が認められています。イチョウの葉、ビワの葉、アロエなど植物が人間の病やケガを治してくれる力を持っていることから、古来から自然療法が研究されてきました。竹療法も自然療法のひとつです。昔、丸いマダケの葉を拾うのはおじいさんの仕事で、肉類やおにぎりを包んでいました。水筒はペットボトルではなく、もちろん竹の棹です。今も竹林整備には多くのシニア男性が活躍されていますし、また女性の参加者も増えています。春になると夫婦揃ってやって来て、リュックの中に竹の子をいっぱい入れ持ち帰える人もいるとか。「竹の音」が、命を育み、生命力を活発にするという音楽もよし、竹細工職人には、水虫の人がいないという、「竹の仕事」もまた健康に良さそうです。